家計管理は夫婦のどちらがやるべき?

家計簿に対する意識

家計管理を夫婦のどちらが担当するとしても、まずは家計簿を日常生活に取り込むことを習慣にしなければ意味がありません。


「家計簿をつける」、ここでさっそく頓挫してしまう人が結構多いようです。家計簿を毎日つけるとなれば、確かに最初は面倒だと思うでしょう。忙しい時はできないと思ったりするでしょう。家計簿はお金の出納状況を記録するということですが、しっかりつけていけば、年間の出納スケジュールがある程度見えるようになっていきます。そこで資金計画もできるようになっていきます。


家庭での固定費(電気代やガス代など)も、去年の家計簿を見れば参考にできます。冬の暖房、夏の冷房などは結構費用がかかりますから、あらかじめ予算をみておくようにするわけです。これで家計管理も利便性が伴うことでずっとやりやすくなります。


担当でもめるのは、どうも共働き世帯に多いようです。確かに専業主婦世帯より家計簿をつける割合が少ないデータが示されているのです。その理由は「時間がない」、「つけるのが面倒」ということで、そこで、家計簿をシンプルに簡単につけられるための工夫も必要となってきます。


その場合は家計簿ソフトも活用したいところです。手書なら、筆記用具があればすぐに書き込めるので手軽かもしれませんが、家計簿をシンプルに続けようと思ったら、家計簿ソフトを検討してもらいたいのです。


家計簿ソフトなら、費目と金額を入力するだけで費目ごとの集計、月間&年間の推移なども勝手に計算されます。手書きの家計簿で同じことをするのは大変です。


最近は無料ダウンロードソフトでもいいものがあるので、試してみては如何でしょうか。夫婦共同で入力もできます。